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ようこそ「山岳庵」へ!

17歳の時、信州蕎麦屋でバイトをして、高校卒業と同時に弟子入りした。

5年間、毎日のように蕎麦打ちをしていた。

あれから・・・約20年。再び蕎麦の魅力に惹かれた。

時代は変わり、ネットショップができるようになり、良質な道具、良質な蕎麦粉が

日本全国から簡単に探せるようになった。時代は変わった。

2014年冬、再び蕎麦打ちに目覚める。

山岳庵は、我家を利用したプライベートな家蕎麦屋。

知人達に安価で、素晴らしいこの信州の土地から、本物の蕎麦を探求する。

信頼のおける製粉所から良質な蕎麦粉を入手し、自分で打つ蕎麦が一番旨い。

 

 

☆俺的オススメの3大蕎麦粉

・株式会社おびなた 「戸隠小町」 

信州戸隠の霧下蕎麦。戸隠とその近郊で採れた蕎麦を100%使用。正真正銘の戸隠蕎麦。良質。抜き実f粉。10割蕎麦も余裕で打てる。

 

・北村そば製粉 「ほろみのり」

蕎麦の生産量日本一を誇る北海道。その中でも、幌加内の「ほろみのり」は、豊かな味わいを誇る。旨い。そして良質なのに安価。さすが北海道。すばらしい蕎麦粉。

 

・カガ製粉末吉 「奥越」

越前蕎麦と言えば・・・全粒粉の粗挽き。

打ちこなすのは手強いが、殻付きのゴツゴツした蕎麦が好きな人にはたまらない美味しさ。香りと甘み、本当にはまるほど旨い。おろし大根が良く合う。お値段も一級品。

 

2016年かえし作り

醤油:1500ml

みりん:400ml

上白糖:350g

​普通~やや甘め

☆蕎麦打ちの道具

20年ぶりの蕎麦打ちをするにあたって、道具はもちろん何一つ持っていなかった。

今は家にいてネットですぐに手に入る。昔では考えられない。

蕎麦の道具は上をみればきりがない。その中で、過去の経験を活かし重要なポイントを抑えつつ・・・

できるだけ安価でスタートしようと考えた。妥協する部分は妥協することが大事。家庭にある道具でも蕎麦は打てるが、しっかりした美味しい蕎麦を打ちたい。探求したいなら道具は最低限そろえたほうが良い。

こね鉢、のし板、麺棒、蕎麦切り包丁、駒板 は買っても損は無い。その他は家庭にあるものや、100均で代用できる。道具代は4万~5万円位。

・こね鉢 一尺八寸(54cm) 材質:フェノール樹脂・ウレタン塗装仕上げ

こね鉢は重要なのは大きさ。最低で500g打つにせよ、大きい物のほうが水回しがし易く、大事。水回しは蕎麦打ちの中で重要な部分だからだ。材質は使いやすく、安価なフェノール樹脂ウレタン仕上げがベスト。漆とかはこの時点で必要なし。自分は500g~1.5kgまで対応できるようにした。よく打つのは1kg。できれば深いほうが水回ししやすい。価格は1万~1万千円位。自分はヤフーオークションでゲットしました。こね鉢はけちりすぎはだめだが、馬鹿高い物は必要なし。大きさと使いやすさを重視する。

・のし板 シナ合板フラッシュ構造 横幅1200mm奥行き1100mm圧さ28mm 14kg

のし板も大事な要素。のし板が小さすぎると打ちにくくて話にならない。平らなことも大事。重さは適度が良い。

自分は、押入れに板を置いて打っている。大きさ的には1.5kg打ちもできるように対応した。材質はシバ合板かヒバ材だが、シバで十分使えている。大きさは横幅1200mm奥行き1100mm圧さ28mm 14kgで1万5千5百円。1kgまでしか打たないよって人は、1100㎜の900㎜位でも可。1万2千4百円。

・麺棒 

麺棒は高いものは必要ない延し用で2本 巻き用で2本 計4本使っているが、巻き用は、のし台の大きさや打つ量で1本でもいける。巻き用は長めに。延し用は扱いやすいように少し短め。自分は調整用にさらに短い物を使っている。巻き用は太いと、蕎麦が切れやすくなり扱いが難しいので注意。1kぐらいまでなら、延し棒1本でも打てる。材質はヒバ材で十分。価格は1本1500円~3000円位。

<延し用>25㎜ 700㎜  調整用小25㎜ 300m <巻き用>25㎜ 900㎜ ×2本

・蕎麦切り包丁刃渡り300mm×巾120mm 重量 約670g

包丁は・・・上をみたらキリがない。高いものはものすごい値段がする。自分はお金もそれほどかけられないので、とりあえずは扱いやすく、安くて錆びないステンレスから。問題なく使えている。重要なのは刃渡り。30cmはほしい。短いと切りにくくなる。価格は6千円 金銭的に余裕があるなら・・・色々ためすのも良いだろう。

・駒板横幅27cm奥行30cm枕高2.3cm

駒板は蕎麦を切るのに必要。自作できる器用な人はそれでもよし。大きさは横幅27cm奥行30cm枕高2.3cm

位の大きめのものがよい。特に包丁と同じで奥行きに注意。30cmほしい。とってみたいなものはいらない。

価格は1500円~3000円位。

<その他必要な物>

まな板:ホームセンターで適当な大きさのヒバ材を買えば代用できる。もしくは大きめの家庭用まな板があればOK。

スクレイパー:切った時に包丁の刃に付く蕎麦や粉を落とす。適当なプラスチックで可。

滑り止め:こね鉢やまな板の下に敷けば滑らない。ホームセンターなどにある。

篩(ふるい):使った打ち粉をふるうのに必要。再利用するため。良質な蕎麦粉なら篩はあまり必要なし。

小ほうき&ちりとり:百均で代用できる。良質な物だと粉がはきやすい。

1~2kgの秤(はかり):粉を量るのに必要。

軽量カップ1000ml:大きな軽量カップ。最後の調整は重さで量った方が正確。

蕎麦紙:ラップや適当な紙、クッキングシートなどで代用可

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